エアコンのフィルター掃除の頻度とお掃除のコツ

2022年5月9日

エアコンフィルターのお掃除

エアコンのパネルを開けたらフィルターがホコリだらけだったってことはありませんか?

フィルターの汚れを放置するとエアコンの効きが悪くなったり電気代が余計にかかったりする原因になることがあるんですよ。

カビの原因やエアコン性能の低下にもつながるのできれいにお掃除をしておきましょう。しかし、いざエアコンのフィルターを掃除しようと思ってもどうやればいいか分らないという方もいるかもしれませんね。

どのぐらいの頻度でお手入れをすればいいのかも知りたいことろでしょう。

ここでは、エアコンのフィルター掃除の頻度とお掃除のコツについて解説していきます!特に難しい作業はありませんので今すぐにでもお手入れをはじめることができますよ。

エアコンのフィルターをお掃除する頻度はどれくらい?

エアコンフィルター掃除の頻度ってどれくらい?

■毎日エアコンを使う環境の場合
秋冬は暖房、春夏は冷房や除湿をほぼ毎日のように使っているという場合はエアコンのフィルターはかなりホコリが溜まりやすいといえます。

2週間に1度はフィルターを外してお掃除をしましょう。

喫煙者やペットがいて比較的空気が汚れやすい環境なら1週間~10日の頻度でさっと掃除機でホコリを吸い取るだけでもずい分違いますよ。

■季節ごとにほぼ決まった期間使う環境の場合
冬の暖房、夏の冷房しか使わず春や秋は使っていないという家庭も多いかもしれませんね。

冬、夏の間毎日使うのであれば使っている期間は2週間に1度フィルターを外してお掃除をしましょう。

季節ごとにしか使わないと思っていても案外ホコリが溜まっているものです。ほとんどエアコンを使わない春、秋の間はフィルターのお手入れは不要ですが、どうしてもエアコン上部にホコリが溜まってしまうものです。

シーズン前にフィルター上部のホコリをチェックしてみてホコリが付いているようであればお手入れをしましょう。

■真夏の日中だけなど短い期間限定で使う環境の場合
冬は石油ストーブ、夏は扇風機で十分という地域だとエアコンは真夏の日中数時間しかつけないということもありますよね。

ほとんど使っていないとお掃除をさぼってしまいがちですが、パネルを開けてみるとホコリでうっすら覆われているということも珍しくありません。

年に1度本格的な暑さが始まる前にフィルターを外してお掃除をしておけば気持ちよく使えますよ。

エアコンフィルターの掃除方法と手順

エアコンフィルターのお掃除をする時は、安全のためリモコンでエアコンを停止させ電源プラグを抜いておきます。

フィルターを外す時は不安定な椅子などを使うと転倒などの心配があるためしっかりした踏み台や脚立を使いましょう。

エアコンのフィルターをお掃除するには掃除機でホコリを吸う方法と水洗いする方法があります。

掃除機でエアコンフィルターのホコリを取る方法

フィルターに付着しているホコリが少なめなら掃除機で吸い取ってしまう方法が早くて簡単です。

掃除機に小ブラシなどのアタッチメントが付属している場合はノズルを付け替えて作業をするとフィルターの角に溜まったホコリも取れやすくなります。

アタッチメントが無い場合は使い古しの歯ブラシやブラシで擦りながら掃除機でホコリを吸い取る方法もあります。

水洗いでエアコンフィルターのホコリを取る方法

お風呂場や庭でエアコンフィルターを丸洗いする方法です。

喫煙者やペットがいる環境だとエアコンについたホコリがたばこのヤニやペットの抜け毛についている皮脂でベタついていることがあります。

ベタついたホコリは掃除機できれいに吸い取るのは難しいので、ゴム手袋をした手でホコリをなでるように取り除いてから水洗いすると良いですよ。

マジックリンなどの住居用洗剤やキュキュットなどの台所用洗剤などをつけて使い古しの歯ブラシやブラシでゴシゴシこすっていきましょう。

ゴシゴシこするのが面倒という方には「金鳥アミライト」がおすすめ!網戸用クリーナーですが、エアコンフィルターの掃除にも便利なアイテムです。

エアコンフィルターを水洗いした後は、雑巾で水気を拭いてから日陰で完全に乾かしましょう。

エアコンの機種によってはフィルターに空気清浄フィルターや脱臭フィルターがついていることがあります。これも簡単に外せるのでフィルターと同様に掃除機でホコリを吸い取るか水洗いをしておきましょう。

我が家で使っていたエアコンの空気清浄フィルターはもみ洗いをしたら型崩れをしてしまったことがあります。
取扱説明書に空気清浄フィルターのお手入れ方法が記載されているので事前にチェックしておくと安心ですね。

フィルター掃除をしたらついでにルーバーや本体もきれいに!

エアコン掃除できれいに


せっかくフィルターをお掃除するならついでにルーバー(風向きを調節する羽のような部品)や本体もきれいにお手入れしちゃいましょう!

機種によって本体パネル、ルーバーは外して丸洗いができるようになっています。詳しくは取扱説明書をご覧になってくださいね。

ここでは、本体パネルやルーバーを取り外さないお手入れ方法を紹介します。

本体パネルは40度以下のぬるま湯でしぼったやわらかい雑巾で拭きます。

ホコリが積もった状態で水拭きをしてしまうとホコリ汚れの跡が筋のように残ってしまいますので、先に掃除機で吸っておくか乾拭きをして大まかな汚れを取り除いておくことがきれいに仕上げるコツです。

喫煙者がいる場合、本体パネルがヤニで汚れていることがあります。

スプレータイプの洗剤を吹きかけたくなってしまいますが、思わぬ故障の原因になることがあるので要注意!手間はかかりますが、バケツに入れた水に洗剤を垂らして雑巾を浸してからよく絞って使うことをおすすめします。

仕上げに洗剤のついていない雑巾で拭き上げるとピカピカになりますよ。

ルーバーの溝や角の部分はホコリが取り除きにくい部分です。古歯ブラシやベビー用綿棒でかき出すようにこするときれいになるのでお試しくださいね!

壁掛けタイプのエアコンはシーズンオフの使っていない間もホコリが溜まっていきます。日常のお掃除でエアコンの上側やパネルの表面のホコリを払っておきましょう。

昔ながらのハタキでも構いませんが、「ウェーヴィハンディワイパー のびるタイプ」や「クイックルワイパー ハンディ 伸び縮みタイプ」などの使い捨てハタキがあると便利です。

クイックルワイパーでエアコンの埃をきれいに

私自身は職場でウェーヴィハンディワイパーのびるタイプを、自宅でクイックルワイパー ハンディ伸び縮みタイプを使っています。

どちらもエアコンのホコリを取る能力は互角!!クイックルは360度使えて便利ですが値段がやや高めです。

ハタキでエアコンのホコリを取る際にエアコンのコンセント周りやカーテンレール等もついでにさっとホコリを払っておくと大掃除の手間が省けますよ。

エアコン内部のお掃除も定期的に!

エアコンのフィルターや本体パネルなど見える範囲は家庭で簡単にお掃除ができますが、アルミフィンや送風ファンなどの内部の部品まではなかなかお手入れできません。

エアコン内部はカビの温床になって健康に害を及ぼすこともあるためクリーニング業者による分解洗浄をおすすめしています。

◎おすすめのエアコンクリーニング業者はこちら!

>>エアコンクリーニングなら【おそうじ本舗】

エアコンの使用頻度やエアコンを使っている環境によって変わってきますが、だいたい2年に1度の頻度で定期的にクリーニングを行うと良いそうです。

  • 1年中フル稼働、喫煙者あり、ペットあり、赤ちゃんや高齢者がいて汚れやカビが心配な環境は1年に1度
  • リビングなど使用頻度が高いわりに、ペットも喫煙者もなく比較的空気がきれいな環境は2年に1度
  • 冷房しか使わない、シーズン中に数回しか使わない環境は3~4年に1度

概ねこのぐらいのペースでクリーニングを依頼すれば、シーズンを問わず快適にエアコンを使うことができますよ。

新築コンクリートマンション1階角部屋や周辺に田んぼや川がある地域はエアコン内に湿気がこもりやすくカビや菌が発生しやすい環境であることが指摘されています。

居住環境によっては定期的なエアコンクリーニングを行いながら、必要に応じて回数を追加する必要があるかもしれませんね。

どのぐらいのペースでクリーニングをするのか判断が難しい場合は、クリーニング業者に相談することもできますよ。汚れ具合から判断してもらえるので一度クリーニングを依頼してみてくださいね!

エアコン掃除

Posted by チャゴ